2018年3月12日月曜日

翡翠−その2 P.436


清流の宝石とも言われる翡翠(カワセミ)である。
瑠璃色の美しい野鳥に心ときめく輩は多い。
偶然出会ったその日から、これを何とか写真に納めたいと。。。
被写体としてのカワセミは、その大きさ(小ささ)と動きの敏捷さ等から、なかなか思うようには撮れない。
まずは生態を調べ、居場所を探すことから始まる。運良く見つけても、動かずじっとしている時間は少ない。
餌となる小魚を求めて水中にダイビングするのは見応えあるが、写真に撮るには相当難度が高い。体が小さい上に、近くまで寄れないし、人影に気がつくと飛び去ってしまう。
遠くから望遠レンズで狙う事になるが、これまた重いレンズと手振れが。。。
この写真は、川面の上から小魚を狙ってホバリングしているカワセミのワンショットである。羽がブレて写ってるのは、シャッター速度が負けてるってことか?
まぁ、そんなこんなで偶然でもゲット出来た時には、喜びも大きい訳ですな。

因みにこれは♂で、翡翠−1に掲載してるのは♀です。
さて、どこで雌雄が解るでしょうか?

翡翠ーその1 P.436


鳥撮り御仁に人気の翡翠(カワセミ)である。
瑠璃色とオレンジの色鮮やかな小さな野鳥で、その色合いから清流の宝石とも呼ばれる。探しても簡単に見つけられる野鳥ではないが、希少種という程では無い。
生態を調べて、丹念にそれらしい場所を探せば、案外と見つけられる。
しかし、小さい、速い、寄れないと撮影の難度は高い。
撮影機材も高速連写機、超望遠レンズ、ジンバル雲台と色々揃っているが、沼にハマればとんでもなく高価なものになる。
だがしかし、機材が揃えば撮影出来ると言うほど甘くは無い。
また、これらの機材は重量も半端なく、シルバー、女性には少々負担が大きい。
カワセミ撮りは、資金力と体力と根気の必要な趣味でもある。