2018年3月11日日曜日

仏法僧


皆さん、仏法僧(ブッポウソウ)って野鳥をご存知ですか?
姿を見たことありますか?
殆どの方は知らないでしょう?!
それもそのはず今や絶滅寸前の超希少な野鳥です。
絶滅危惧種のブッポウソウは、青緑色の体で赤いクチバシが特徴で、鳴き声は”ゲッ、ゲッ”と可愛くないですが特徴はあります。
雌雄同色で全長は約30センチで、結構大きな鳥です。
国内には東南アジアから春飛来して繁殖する雌雄約550組の大半が鳥取、岡山、広島県で子育てを行うとされてます。
ブッポウソウは甲虫類を餌とし、飛びながら空中で捕食します。
電線等に止まって、空中を眺めて餌の昆虫を探している姿を時々見掛けますが、見つけるとレーザービームの如くまっしぐらに飛び掛かります。
数十メートル先の飛来昆虫が見えるって、どれほどの視力をしてるのか?

その超希少な野鳥が広島県内の特定の地域に飛来して来ると知って、早速レッツゴーで車を県北に向けました。飛来地域では巣箱を掛けての保護活動も行われてます。
巣作りに最適なウロの出来るような大木が激減した事で、巣箱を掛けているそうです。

そんな、こんなの色々な情報を集め、何度か飛来地域へ通ってやっと撮影出来たのがこの写真です。それ以来、鳥撮り沼に嵌まり込んだと言う訳ですな。