2018年5月2日水曜日

テレコンもあるでよ!




SIGMAの超望遠ズームレンズについて少々情報を流しましたが、50-500、150-600両用のテレコンバーターがあります。
EOS 7D MK2はAPS-Cなのでズームレンズテレ端は1.6倍の焦点距離になります。
50-500では---- 500mm x 1.6 = 800 mm、        
150-600では---600mm x 1.6 = 960 mmです。
これだけの焦点距離が有れば、一般的な状況での鳥撮りには充分でAPS-Cが利用される大きな理由でしょう。
勿論ワイド端焦点距離も1.6倍になるが、鳥捕り等にはワイド端を使うことは余りないので気にならないでしょう。
しかし、更に焦点距離を稼ぎたい場合はテレコン使用となります。
テレコンは単純に焦点距離を稼ぐ道具で、1.4倍、2.0倍の物が出回ってます。

APS-C+ズームレンズ+テレコンの場合のテレ端焦点距離は以下の通りです。
500mm x1.6 = 800mm x 1.4 = 1120 mm   500mm x1.6 = 800mm x 2.0 = 1600 mm  
600mm x1.6 = 960mm x 1.4 = 1344 mm   600mm x1.6 = 960mm x 2.0 = 1920 mm 

但し、これらのテレコン使用の場合は、AFがF8対応のカメラ(EOS 7D MarkII)に装着した場合のみテレコンとの組合せでAF撮影可能となり、他の組合せの場合のピント合わせはマニュアル操作となります。

流石にここまで焦点距離を伸ばして、マニュアル操作で、しかも手持ち撮影は現実的ではないでしょう。
ちょっとしたブレでも、焦点距離が長いとボケ写真の量産と言う事になり兼ねません。

倍率を上げて、より遠くの被写体を狙うにはテレコンは有用ですが、このピント合わせをマニュアルで行うには三脚とジンバル雲台等の機材が必要で、且つ其れ相応の慣れが必要となり、使用条件は限定されると思います。
テレコンバーター導入の際は、使用条件をしっかり検討した方がいいでしょう。

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